太陽光発電の廃棄物とは何か?

廃棄物の中で大きな割合を占めるのが、使用済みとなった太陽光パネルです。
太陽光パネルとは、太陽光エネルギーを電気に変えるパネルのことです。
太陽光パネル以外にも、太陽光パネルを支えるアレイ架台や配線の材料なども廃棄物となります。

太陽光発電投資では賃貸終了時での撤去の必要性

土地を借りた太陽光発電投資では、土地の賃貸期間が終わるときに設置していたパネル、配線などを撤去する必要があるため、多くの廃棄物の処理が必要性になます。

廃棄物の処理方法

太陽光設備の廃棄物は、中間処理業者によって産業廃棄物として処理されます。
廃棄物は粉砕・選別され、太陽光モジュールのガラスやアレイ架台に使われた金属などはリサイクルに、それ以外の廃棄物は埋め立てられます。

当社では廃棄物としてカンボジアに輸出、カンボジアのグループ会社によりリサイクルします。

環境省では将来的に起こり得る太陽光発電設備の大量廃棄に備えて、リサイクルの推進に向けたガイドラインを制定しています。
ガイドラインでは撤去方法から、リユース・リサイクルの方法などについて取りまとめられています。
廃棄費用は資本費の5%と想定されており、20年間の売電収入で廃棄費用をまかなう設計になっています。
制度上では廃棄費用が捻出できない事態は起こりづらいと考えらています。

定価格買取制度に認定されるための事業計画で、廃棄費用や積立額の記載を求められています。
20年間の売電収入で廃棄費用はまかなえるという想定になっているが、現在は売電収入が想定を大幅に下回ったり、廃棄費用が高騰しているので、それが厳しくなっています。

JPビルドでは廃棄物を海外輸出すことにより低価格での撤去費用が可能となり事業者の負担軽減が可能です。